アスベスト検査
アスベスト検査は、建築物や環境中のアスベスト含有量を調べる検査です。健康被害の予防に重要な役割を果たします。
当社はアスベストの検査、調査の専門機関として全国からご依頼を承ります。環境未来は、自社検査、分析機器自社保有、安心の検査結果をお届けいたします。
これまでに、学校校舎、マンション、病院棟、庁舎、大学施設、官公庁施設、一般住宅、工場、オフィスビルなどでアスベスト検査実績がございます。
- アスベストって?
- 検査法一覧
- お申込み
- 検査シーン
- 検査の背景
- 検査の流れ
- 検査詳細
- よくある質問
- お客様の声
- 弊社の認定
別名、石綿(せきめん、いしわたとも)で、極めて細い繊維が詰まった鉱物です。分類上、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)、アクチノライト、クリソタイル(白石綿)、トレモライト、アンソフィライトの6グループに分かれます。 アスベストは、加工しやすく、耐火、断熱、絶縁、耐アルカリ、耐酸性など健在として優れた性質を有しているため、昭和時代から工場や施設の建材などに多く使われてきました。その後、アスベストを長期的に吸い込むと、中皮腫や肺がん等を引き起こすことが分かり、製造、使用が禁止されました。 それでも、今も多くの建築物(建材、吹き付け材、壁材など)に残っており、建築物の解体・取り壊し前にアスベスト検査を行うことが(一定の条件のもと)義務付けられています。 検査は建物の所有者や委託業者が実施することになっています。
アスベストの検査方法(定性、定量)
当社ではアスベストが含まれているかどうかを調査する定性分析、含有量を調査する定量分析、また大気環境中、室内空気中のアスベスト濃度の調査を行っています。建材のアスベスト検査の料金
| 分析方法・項目 | 納期・料金 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 定性分析(JIS A 1481-1) 偏光顕微鏡法(アスベスト分析マニュアル第3章) アスベスト6種類(クリソタイル、トレモライト、アモサイト、クアクチノライト、アンソフィライト、ロシドライト)を0.1%以上含有するか測定。 定性時に含有が認められ、外壁等の層を成す建材はどの部位から含有されていたか報告書に表記することも可能です(層別報告をご希望の場合、お申し込み時に備考欄にその旨ご記入ください)。注:粒状等の層をなしていない建材、又は成形板等は層別判断は致しかねます。 | 定性分析(JIS A 1481-2) X線回折分析法、位相差分散顕微鏡法(アスベスト分析マニュアル第4章) アスベスト6種類(クリソタイル、トレモライト、アモサイト、クアクチノライト、アンソフィライト、ロシドライト)を0.1%以上含有するか測定。 層別報告無し | 定量分析(JIS A 1481-3) X線回折定量分析方法(アスベスト分析マニュアル第5章) 定性分析でアスベスト含有と判断された場合のみお受けできます(別途購入していただきます)。 X線回折分析法により含有量を測定し含有率を算出(クリソタイル、トレモライト/アクチノライト、アンソフィライト、アモサイト、クロシドライト)。 | |||
| 通常検査 速報:5営業日、報告書発送:8営業日 | 至急対応 | 速報:2営業日、報告書発送:3営業日 | 通常検査 速報:5営業日、報告書発送:8営業日 | 至急対応 速報:3営業日、報告書発送:5営業日 | 通常検査 定量は速報無し、報告書発送:定性分析測定後プラス5営業日 |
※税別となります。
※上記の価格には前処理費、報告書作成費などを含みます。
※速報納期:午前中検体受領より、速報をお知らせするまでの営業日数。報告書発送納期:検体受領より報告書を発送するまでの営業日数。
検査シーン
室内環境の調査、建築物の解体前の検査、アスベスト除去工事現場の検査など。
アスベストを取り巻く背景~2021法改正で全件報告義務となります
法改正の背景安価で耐熱性、耐火性に優れた素材として建材などに多く使われたアスベストは、人が吸い込むと10~50年の潜伏期間を経て肺がんなどを引き起こすケースがあることが分かってきました。 アスベストの製造・使用は禁止されたものの、アスベストが使われている建物の解体はこれから多くなると試算されています(アスベストの排出量は2020~2040年にピークを迎えるとも)。
この状況を受け、国はアスベスト検査をより広範に義務付ける大気汚染防止法の改正を目指しており、2021年春に施行される予定です。
参照元:環境省「大気汚染防止法の一部を改正する法律案の閣議決定について」
ご依頼からの検査のながれ
試料量:3箇所以上から1箇所あたり10cm3程度を目安に密閉できる容器(チャック付きビニール袋など)に二重包装して送付してください。
石綿作業主任者などの有資格者立ち会いのもと検体採取を行うことをおすすめします。
①ご相談・ご依頼
検査したい商品(JIS1法か2法)を選び、ショッピングカートに入れて購入手続きを行います。
②検体発送・調査
検査キットが届きます。同封マニュアルに従い検体採取、専用袋・専用伝票で弊社へ返送
アスベスト検査の詳細
- 検査概要 JIS法に準拠した建材のアスベスト検査
- 検査にかかるすべての費用 検査にかかるすべての費用は「検査料金」、「送料」、(決済が銀行振り込みの場合)「銀行振込手数料」となります。
- 決済方法 銀行振込・クレジットカードからお選びいただけます。振込手数料はお客様ご負担となります。お支払い確認後に速報となり、お支払い確認ができない場合、速報や報告書発送はされませんのでご注意ください。
- キットの発送・所要日数 お申込みいただくと、弊社よりキットが発送されます。発送は宅急便となります。
- 検体採取・検体の返送について 試料採取はお客様にてお願いいたします。採取者の安全のため(アスベスト暴露防止)のため、石綿作業主任者または建築物石綿含有建材調査者の立会いのもと行うことをおすすめします(検体提出の際、上記採取にかかわる注意点を理解したことに同意する同意書への署名が必要となります)。
- 結果報告(速報と報告書発送) 検査終了後、購入された検査キットの納期に則り、メールにて速報を行います。また、報告書を発送いたします。いずれも、お支払い確認後となりますので、ご注意ください。
- 検査方法について 以下のいずれかの検査方法となります。定性分析(JIS A 1481-1):偏光顕微鏡法(アスベスト分析マニュアル第3章による)
- 定性分析(JIS A 1481-2):X線回折分析法・位相差分散顕微鏡法(アスベスト分析マニュアル第4章による)。層別報告無し定量分析(JIS A 1481-3):アスベスト含有率のX線回折定量分析方法(建材製品中のアスベスト含有率測定方法-第3部による)
よくある疑問
検査にかかる全ての費用が知りたい
検査にかかるすべての費用は、「検査キット購入代」、「送料」、(決済が銀行振り込みの場合のみ)「銀行振込手数料」となります。
支払い方法は?
銀行振込・クレジットカードからお選びいただけます。振込手数料はお客様ご負担となります。
採取はしてもらえますか?
対応可能エリアの場合、弊社担当者による採取が可能ですが、その場合当サイトからお申し込みはできません。別サイト環境未来アスベスト検査案内からお申し込みください。
検体採取はだれでもできますか?
試料採取は、お客様の安全確保(暴露防止)のため、石綿作業主任者または建築物石綿含有建材調査者の立会いのもとで行うことをおすすめしています。採取マニュアルが同封されます。
お客様の声
準備中です
弊社の認可・認定
アスベスト技能研修修了証
石綿分析技術評価事業合格認定
石綿分析技術評価事業Aランク認定
石綿分析技術評価事業Aランク認定